肩甲骨位置測定器具

肩甲骨の位置を測って肩こりやストレスを数値で確認できる

肩甲骨で体が変わる!?

肩甲骨は背中の肋骨の上にある手のひらくらいの大きさの骨です。背骨や肋骨、肩先で鎖骨につながっています。肩甲骨の周りの筋肉が緊張して肩甲骨の動きが悪くなると、首や肩のコリや肩がスムーズに動かない、姿勢が悪くなるなどのからだの不調に影響を及ぼしてくるのです。

肩甲骨は肋骨の上に浮いた状態にあって首や腕を動かすだけで、その位置を変えてしまいます。これまで自由に動く肩甲骨を正しく把握する方法はありませんでした。

私たちは、2004年から肩甲骨に注目し、研究を重ねて2016年6月に肩甲骨の位置を測定する器具と測定方法の特許を取得しました。これにより、今まで曖昧だった肩甲骨が3Dデータで把握できるようになりました。

精密な肩甲骨の位置が分かれば、肩こりなどの不調をデータ化することができます。肩甲骨の見える化で、様々なからだの不調の管理にご活用いただけます。

肩甲骨位置測定器具および肩甲骨位置測定方法

特許第5967497号

医療の現場で

精密な肩甲骨の位置データは、医療現場で活用していただけます。

例えば、腱板損傷など肩甲骨のまわりの筋肉の損傷や可動域の確認に活用いただけます。

また、これまで主観的だった肩こりや首や背中の違和感などを数値化することが可能になります。治療やリハビリの結果を客観的なデータで確認することが可能になります。

整形外科、外科、リハビリ、整骨院、鍼灸院、大学、研究施設などで、治療に活用

スポーツの現場で

野球やテニス、水泳、バスケットボール、柔道など、肩甲骨の動きに勝敗が左右されるスポーツにも活用していただけます。肩甲骨は腕を動かす際に大きな役割を果たしているからです。また、全身のバランスにも影響を及ぼします。

トレーニング効果を客観的なデータで把握できるのでトレーニング効果も大幅にアップします。

スポーツジム、スポーツクラブ、トレーナーなどで、トレーニングの効果に活用

介護の現場で

肩甲骨は背骨に繋がっており、上半身の姿勢に深く関わっています。

高齢者によくある円背は背骨から肩甲骨が外側にひろがった状態です。肩甲骨の位置を測定し、背中の弱った筋肉を把握すれば、効率的なリハビリが行えます。

寝たきり予防のトレーニングや認知症予防運動など、高齢者に負担のない運動や指導が行えるようになります。また、高齢者に使いやすい快適な介護用品の開発にも活用していただけます。

介護施設、介護教育関係、介護用品開発企業、大学などで、リハビリに活用

美容の現場で

肩甲骨は姿勢に深く関わっています。

肩甲骨のストレッチは美しい姿勢やからだを作ります。

肩甲骨の筋肉には、二の腕や胸につながっているものもあるので、

肩甲骨がスムーズに動けば、美しいからだを手に入れられます。

ヨガやエステの効果を実感することができるのです。

エステ、ヨガ、ピラティス、アロマ、整体などで、セルフケアに活用

ストレスのチェックに

疲れやストレスがたまって背中が曲がった状態になると、肩甲骨は背中の上の方に上って外側に移動します。逆に元気な状態では姿勢が良くなり、肩甲骨は下がって背骨に近づきます。肩甲骨はストレスでも動いているのです。また、肩甲骨は肩こりと深く関係しており、肩こりがひどいと幸福度が下がると言われています。

私たちは、肩甲骨とストレスの関係性に着目し、肩甲骨でストレスを数値化する試みを進めています。ストレスと肩甲骨の研究へのご協力いただける方、ご興味のある方のご連絡をお待ちしております。

ストレスケア業界など、ストレスチェックやセルフケアへの活用

ロボットへの応用

現在の人型ロボットには、肩甲骨はありません。肩関節だけで動いているため、可動域が少なく、不自然が動きになっています。私たちは、ロボットに肩甲骨を取り入れれば、より自然な、人間に近い動きが可能になります。私たちは、肩甲骨の位置データが人型ロボットの開発にご活用していただけると考えています。

ロボット開発企業など、人型ロボットの開発に活用